システム天井の施工で大切なポイントとは?

 

天井は空間のなかで広い面積を占めるため、その場所の雰囲気を印象づける大切な部位です。そしてオフィスや大型施設で主流なのが「システム天井」。

これは照明や空調設備を天井裏に設置して、天井ボードと一体にして組み込む吊り天井の一種のこと。


今回はシステム天井の仕組みと、快適な空間をつくるための施工のポイントについてご紹介いたします。




■メンテナンスが容易で柔軟なレイアウト変更が魅力のシステム天井


システム天井のメリットとデメリットについては以前にもご紹介しましたが(https://seed-sc.com/blog/column/115958)、何と言っても優れているのは、メンテナンスのしやすさと柔軟なレイアウト変更への対応です。

天井裏の設備が容易に移設できるので、室内のレイアウト変更にともなって設備の配置も動かせます。

また天井裏に仕込んでいる設備類だけでなく、天井ボード材も交換可能。設備の劣化や素材の経年変化、あるいは仕上げ材を変更して別の雰囲気にしたいという時に便利です。




■人材確保のために必要な快適なオフィス空間をどうつくるか


システム天井は天井の高さを調整することで、気積(室内の空気の総量)をコントロールし、空調設備を効率的に稼働させることで、室温・湿度を快適に保つことも可能です。

今やオフィスの快適性は、企業のイメージに直結するだけでなく、生産性をあげる意味でも欠かせません。居心地のよい空間づくりは、人材定着のためのモチベーションとなるのです。


かつてオフィスは単なる情報処理と書類管理のための場所であったのが、いまやワーカーのクリエイティビティを引き出す空間であることが求められています。

こうした動きはAppleやGoogle、Facebookなどをはじめとするシリコンバレー系の大企業で実践され、日本でも外資系・IT系を中心に広まり、いまやオフィスづくりのスタンダードとなっています。

そのためにもオフィスを快適に保ち、メンテナンスも容易なシステム天井は、人材確保の面でもオフィスの快適性を維持するランニングコストの面でも、有益な手法と言えるでしょう。




■真の快適性は、高い施工精度でかなえられる


しかし単にシステム天井を導入すれば、快適なオフィスや施設がつくれるというものでもありません。要となるのは施工のクオリティ。

システム天井の施工方法については以前ご紹介したよう(https://seed-sc.com/blog/column/117893)、Tバーと呼ばれる躯体に補助部材を組み合わせて構成します。

昨今のシステム天井のトレンドとして、防災意識の高まりから軽量なタイプが人気を博しています。したがって軽量でありながらも、天井裏に設置する設備の重量や、建物全体の水平力(地震や強風による横揺れに対抗する力)を担わなければなりません。それを実現するのが、精緻な施工技術です。


株式会社SEEDが手がける内装工事の世界では、年々道具が進化し、その道具をいかに使いこなすか柔軟な対応が求められます。電動工具はスイッチを押せばなんでも道具がこなしてくれるイメージをもたれがちですが、それは大間違い。パワフルな電動工具だからこそ、専門の技術が求められます。


例えば躯体となる軽量鉄骨を切断する際も、刃の厚みを考慮しているか。切断面が正確に水平になっているか。道具のメンテナンスは適切になされているか。

手作業では膨大な時間を要する作業を、電動工具は短時間で済ませられる反面、使いこなすには技倆が必要となるのです。



SEEDでは、オフィスのシステム天井を中心に内装工事を承っております。お客様との綿密な打ち合わせに基づき、予算やご要望に応じた臨機応変なプランニングが可能です。

ご要望を高い施工精度をもって実現いたしますので、施工のご依頼やご質問などがあれば、お気軽にお問い合わせください。